ぜひぜひ読んでほしい本のショートreviewをUPします!
<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
市川海老蔵
 久々に、市川海老蔵出演の歌舞伎の舞台を見に行く予定。
 今月、来月と、本当に久々の、海老蔵詣。良い席が取れたこともあり、楽しみで仕方ない。

 私の海老蔵好きは有名な話で、よく、海老蔵のどこが好きなのか聞かれる。
 インタビューは最悪だし、台詞回しだって巧くない、その上、私生活はあの通り!? 毒舌ゆかちゃん☆が、何ゆえ!? と、言うところだろう。説明すると長くなるので、顔ですと答える事にしている。顔しか、見てないので、他はどうでも良いんです。
 ま、その答えも、あながち嘘ではない(笑)
 前段の悪口は、残念ながら、その通り。しかし、灰皿でテキーラを他人に飲ませていようが私には関係ない。日常の些末な私生活には興味はないし、眠そうなインタビューも見ないようにしている。台詞回しが悪いのは減点だけど、時が解決するんじゃないかなぁとご愛嬌である。
 私は、海老蔵の圧倒的なスター性が好きだ。自分の才能や感情に振り回されながら、自分をコントロールしているように他人に見せようと、虚勢をはっている感じが好きだ。律しても、押さえ込んでも、自分からはみ出てくる才能や感情をもてあましながら苦悩している姿が色っぽいのである。
 男は、才能でしょう。
 私は、自分の力に悩んでいる人を、花道向うから見ている感じが好きなのである。
 隠れた才能にも、慎ましい謙虚さにも興味はない。海老蔵には、圧倒的な魅力がある。そんなものが、三十余年生きてきたくらいで乗りこなせるはずがない。身体の中で龍が暴れている感じ。だからこそ、海老蔵の立ち姿は美しい。

 成熟度の高い世界に生きながら、既存の枠に納まらず、傲慢に意地をはる。抜き身の刀のまま生き抜いてほしい。そんなことを思う。

           
| 21:08 | その他 | comments(0) | trackbacks(0) |
黙祷
 今日は、ただ黙祷をと思っていたのに、なんだかしゃべりたい気分だ。
 もう二年もたったのだなぁと思う。憧れの後藤竜二と口にしても、亡くなった直後に依頼された「子どもの本棚」の追悼文原稿のような切迫感がない。なんだか、甘い匂いさえしてしまうのは二年と言う月日がもたらす感傷なのだろうか。

 私にとって後藤竜二さんは、中学一年生で『少年たち』を読んで以来の憧れの作家だった。
 小難しい本を、わかったような顔で論じることだけがプライドだった文学少女は、『少年たち』に描かれている、思春期の群像のやり場のないあがきに理屈では押さえつけられない恐ろしさを感じた。いっぱいいっぱいに生きている自分を見透かされたような気さえして、自分と拮抗するエネルギーを持つ本のインパクトに、心が震えた。

 幸せなことに、私は、憧れの作家のお膝元で自分を育てることができた。後藤竜二さんが亡くなってからの半年、私は、いろいろな冊子、会報誌から追悼文の依頼原稿を受けることになる。私にとって、後藤竜二さんがいることが当たり前だった、児童文学界ではあったが、憧れの後藤竜二は近寄りがたく、彼の周りには、彼が育てた人たちが煌めくような才能をもって存在していた。だから、無名の私が原稿を依頼されることが、私には不思議でならなかった。
 自分が思っている以上に周りからは近しく見えていたのだなぁ。
 そう思ったとき、恵まれた環境を、当たり前に享受していた自分の愚かさを知った。

 あの頃書いた、追悼文から少し抜粋してみることにする。


「 生身の後藤竜二さんを初めて見たのは
17歳か18
歳の時。見せてやろうという人に連れられて、講演会か合評会に押しかけた。濃いサングラスに黒のハイネック、ジーンズ姿。『少年たち』を書いた作家だと強烈に意識していた私は、その作品世界に近い風貌に神聖なものすら感じた。
 居酒屋の雑談で、後藤竜二さんのことを「割れない胡桃のようだ」と評した人がいる。その時のニュアンスは少し悪口だったかもしれないけれど、あの時、良くも悪くも大人になろうとしていた年齢の私は、その割れない胡桃のような姿に、“ある理想”を見たのだと思う。」

「 思春期の憧れは、真っ直ぐで打算がなく美しいものだと思うが、その反面、相手の才能や振る舞いに、残酷なほど理想である事を求めるものだと思う。そんなこちらの、危ういほど欲深い気持ちを、二十数年に亘り、少しもそらすことなく許容し、憧れさせつづけてくれた奇跡のような存在には感謝するしかない。」
 
 いろいろな思いが巡る日になるのかもしれない。
 不甲斐ない私は、憧れの作家からもらったエールを何一つ実現できず、二年の月日を過ごしてきたことを感じる日にもしたいと思う。
 

                                           
| 00:01 | その他 | comments(2) | trackbacks(0) |
下町育ち
 祖母が鬼籍の人となり15年がたつ。
 祖母の家は、現在空き家。亡くなる前の数年は、我が家の近くに越してきたから、もう18年くらい空き家という、立派な、由緒正しい空き家である。
 時々、空気抜きに行くけれど、今日は、障子の張り替えに、家族全員で訪れた。
 仕事を言い訳に、家事をサボっている私にとって、久々の祖母の家だ。ホコリまみれの家も、真っ白に輝く障子がはめ込まれると、なんだか生き返った感じ。そして、とたんに、祖母の気配がするから不思議だ。祖母は、女優の杉村春子さんに似ているって言われることが自慢だった。自分の若かりし日のことを「私が、絶世だったころ」というほど容姿自慢の人だったから、美人女優に似ているって言われたほうが、喜びそうなものだが、なぜか、祖母は、杉村春子さんに似ているといわれるのを、何よりも喜んだ。
 確かに、着物の粋な着こなしと、笑い方が似ている。
          
                       「めし」

                                                    杉村春子さん
 
 
  就職したばかりの頃、祖母のことを「高嶺の花」と呼ぶ、取引先の社長から、小唄、端唄の名手だったと、聞いたことがあるけれど、私は、聞いたことはない。
 新しもの好きの祖母に誘われて、カラオケにいったことはあるが、そんな時、祖母が好んで歌ったのは、笹みどりさんの「下町育ち」だった。
 「習わなくても 女は泣ける」というフレーズが、なんとなく、なんでこの歌が好きなのか聞けない、大人の匂いがした。
 どんな気持ちで、この歌を好んだのか。もっと、客観的に祖母と話す機会を持てばよかったと今になって思う。


             『下町育ち』 
 
                良池まもる 作詞  叶 弦大 作曲


            三味と踊りは 習いもするが
            習わなくても 女は泣ける
            つらい運命の 花街育ち
            義理がからんだ 花ばかり

            母と呼べずに わが子と抱けず
            嘘とまことで とく紅かなし
            金がもの云う 浮世と知れど
            金じゃとらない 左づま

            忘れなければ いけない人と
            知ったあの夜は 袂がぬれる
            強く生きるの 女の街で
            秘めてかざした 舞扇
| 23:15 | その他 | comments(0) | trackbacks(0) |
hula
  頭でっかちの私は、興味を持つと、「する」より先に「調べる」がくる。調べるだけで充分楽しいし、その後に、「見る」やら「聞く」がくると、「する」に至らないものも数多くある。
 フラと言えば、李相日監督、松雪泰子・豊川悦司主演の映画『フラガール』(2006)くらいのイメージしかなかった。
 なのに、本日、フラの教室で体験レッスン・・・。理由は、簡単・・・社会人になったばかりの頃、仕事を教えてもらった憧れの先輩が、独立して、フラの教室を始められたからである。

→ 先輩です。

 その頃から、長期のお休みは、フルで南国に滞在されていたようにも思うので、私としては、かなりしっくりくる「先輩の現在」。
 花が咲くようなというか、太陽のような笑顔も、ちっとも変わらない・・・10年ぶりの再会である。

           

 手の表情が、文字的意味があるというのは聞いたことがあったが、フラにも現代フラと古典フラがあることは知らなかった。とにかく、衣装が鮮やかで可愛いのも楽しい。
 というわけで、今回は調査意欲の表明だけ・・・。      to be continued
| 21:44 | その他 | comments(0) | trackbacks(0) |
光市母子殺害事件の判決

 光市母子殺人事件 被告の死刑が確定した。
 18歳1カ月と最高裁が把握する限り、最も若い犯行時年齢の死刑確定であるとのこと。
 最高裁は2月20日の差し戻し上告審判決で、少年でも残虐な犯行を起こせば厳罰で臨む姿勢を改めて示したといえる。

 私の周囲でも、話題になっているが、意外に事件そのものを忘れている人も多いようだ。
 もう、13年も前のことなのだと改めて思う。

 1999年4月14日、山口県光市の会社員の妻(当時23歳)と長女(当時11ヶ月)が自宅で絞殺されているのが見つかった。同18日、山口県警は殺人容疑で18歳少年を逮捕。5月9日、少年を山口家裁へ送致。6月4日、山口家裁は刑事処分相当として山口地検へ逆送。6月11日、山口地検は少年を殺人、強姦致死、窃盗罪で山口地裁へ起訴した。

 この判決については、有名無名、いろいろな立場の人が、公にも、私的にも、言葉を重ねている。
 今後、少年犯罪を裁く上で、この判決が、大きな前例になることは間違いない。
 残忍な事件で、「少年である」という一点をだけを理由に死刑が回避されるべきではないという意見、何人殺せばどういう判決という被害者の数による判例主義が覆ったことの賛辞がある反面、このことは、少年法のもつ根本的思想の崩壊であるという意見もある。
 被害者遺族の人権の保護、死刑制度の是非も語られているし、死刑判決を受けた少年が、父親からの暴力、母親が自殺した現場を見たという壮絶な幼少期を過ごしたことも語られている。
 多くの言葉が、溢れる中、私は、揺れ動く気持ちと、自分なりの正義を握り締め、何も結論を持てぬまま、自分の寄る辺ない感情をもてあまし、考え続けるしかない。

 そんな私が、一つだけ、はっきりと心から自分の言葉で自信をもって言えることは、被害者の夫であり父である本村洋さんは、美しく、無駄の無い、そして強くしなやかな言葉を持っている人だということだ。
 彼のインタビューは、いつも、聞くものの心を動かす。
 この13年について問われ 「20歳に満たない少年が人を殺めてしまった時に、もう一度社会でやり直すチャンスを与えてあげることが社会正義なのか、 命をもって罪の償いをさせることが社会正義なのか。どっち正しいことなのか、とても悩みました。きっとこの答えはないのだと思います。絶対的な正義など誰も定義できないのだと思います。」と、彼は語った。
 「時間というのは最良の相談相手だと思いました」「常に法は未完である」「法の平等の下で、世論を敏感に感じながら、その時の価値観にあった判決を出す」と印象的な言葉が続く。

 「今回の判決も、勝者なんていないと思うんですよね。 犯罪が起こった時点で、たぶん、みんな・・・敗者なんだと思います。社会から人が減るし、多くの方が悩むし、たくさんのみなさまの血税を使って裁判が行われて、結局得られるものっていうのは、基本的にはマイナスのものが多いと思います。ただそういった、なかから、どうしたら、こういったマイナスの要素のものを社会から排除できるか、と、いう、ひとつのきっかけにすることが大事だと思うので」

 多くの思いを、研ぎ澄まされた言葉で伝える。
 我々は我々なりに、彼の言葉を考え続けていくしかないのである。

| 22:45 | その他 | comments(0) | trackbacks(0) |
高倉健 素顔のメッセージ
 ふと、NHKのクローズアップ現代で放映された、健さんの言葉を思い出した。
 もちろん、こんなに詳細に覚えていたわけではないのだけど、今って本当に便利で、インターネットでたいてい調べがつく。

2001年 クローズアップ現代 素顔のメッセージ
映画「ホタル」を取り終えて、まもなく公開という5月17日のインタビューだ。
(聞き手は、最近、日本記者クラブ賞を受賞された、キャスターの国谷裕子さん)

 いい風にふかれていたいですね。
 あまりきつい風に吹かれてばかりいると、人にやさしくなれないんですね。
 だから、いい風に吹かれるためには、自分が意識していい風の吹きそうなところへ、
 意識して、自分の心とか身体をもっていかないと、
 じっと待っていてもなかなか吹いてきませんからね。

 話し言葉だから、書き抜いてみると、ちょっとおかしい感じもするが、
「人にやさしくある」ということを、一つの基本として考えている、健さんの姿勢が見える。
自分らしくあること、自分の理想に真っ直ぐであること。それは、「人にやさしくある」ということなのだと思う。
 健さんでも風に心迷い。
 健さんでも、そうやって、自分の身体を動かして風を探しているのだと思うと、ちっぽけな自分の思いは、身体を動かす勇気のなさに他ならないのかもしれないと思う。

 風かぁ。
 どこにふいているのかなぁ。
| 22:22 | その他 | comments(0) | trackbacks(0) |
誰よりも遠くへ 〜トム・ソーヤの冒険〜
 新春恒例、カラオケ大会(別名、父の特別リサイタル)が行われた(笑)
 残念ながら、音程が、さまよう海賊船、その上、歌唱力への憧れから、素人が手を出してはいけない音域の持ち主の歌ばかり聴いていて、歌える歌がないという音痴のセオリーにしっかりはまっている私としては、時間がたつにつれ、子どもの頃聞いたアニメソングに突入する。(ウチはみんな歌が巧い。なんで私だけヘタなのかなぁ(T_T)・・・)
 俳優の唐沢寿明さんは、アニメソングが好きで、カラオケに行くといつもアニメソングを歌うと、テレビで言っていたことがある。何故、アニメソングなのですか? と問うアナウンサーに、唐沢さんの一言「自分が元気になるから」。
 この理由、私にはストンと理解できた。
 アニメソングは、応援歌なのだと思う。
 
 私の一番のお気に入りは、世界名作劇場「トム・ソーヤの冒険」(1980年)のオープニング。

 「誰よりも遠くへ」
 詞
/山川啓介 作曲・編曲/服部克久 歌/日下まろん

お前なら行けるさ トム 誰よりも遠くへ
地平線の彼方で 待っている すばらしい冒険が
そうさ つらい時も 顔を空に向けろ 忘れた夢が 見えるよ
自由なけものみたいに 走ろうぜ

おれたちの胸には トム 流れてるミシシッピー
のんびりと陽気に 力づよく おれたちも歩こうよ
そうさ男の子は 回り道をしても 夢の海へ着けばいい
重たい靴など脱いで 生きようぜ

そうさ つらい時も 顔を空に向けろ 忘れた夢が 見えるよ
自由なけものみたいに 走ろうぜ

 歌っているうちに本当に、力が湧いてくる感じ。

 特に熱いものがこみ上げるのは、

そうさ男の子は 回り道をしても 夢の海へ着けばいい
重たい靴など脱いで 生きようぜ

 というフレーズ。本当に、トムのように生きたいと思う。
| 21:38 | その他 | comments(2) | trackbacks(0) |
我が家のお年玉☆
  明けましておめでとうございます。
  謹んで初春のお慶びを申し上げます。
  少し硬い言葉って、書いてみると、なんて日本語というのは美しいのだろうかと思います。
 
 さて、姪っ子と甥っ子のへのお年玉は、本です。

 まず、姪っ子・のんのん6歳へは、
  
              まじょもりのこまじょちゃん
       『まじょもりのこまじょちゃん』  越水利江子 (ポプラ社)
 この姪っ子、趣味は、オシャレ。将来は、プリンセスか、ピアニストになりたいんだそうです。
 オシャレ大好きとゆかちゃん大好きが両立できるツワモノです。
 そのうち、ゆかちゃんは、オシャレでないものに分類されて嫌われるのではないかと、私は、密かに恐れています。
 その姪っ子、プリンセスみたいな写真を撮ろうと言うと、キラキラ光るカチューシャをして、籐の椅子に腰掛けて、越水さんの『江』を開いて、にっこりカメラに微笑みます。彼女にとって、『江』は、オシャレで、知的なアイテムなのだと思うと、そういう本へのアプローチを面白く、そして尊く思います。
 それで、のんのんにも少し時間をかけたら読める、この本をプレゼントしました。
 同じ作者だということに気付くのは、ずっと未来のことかもしれないけれど、絵童話デビューの最初の記念すべき一冊になります。

 次に、甥っ子・けいちゃん3歳

                   3だいの機関車
         『3だいの機関車』 ウィルバート・オードリー 作 (ポプラ社)
 ご存知「機関車トーマス」の原作「汽車のえほん」の1巻目。
 まだまだ長い話は、集中力をが途切れてしまうのですが、大好きなトーマスとあって、勝手に話をつくって、絵から絵をつないで、お話してくれます。

 子どものことですから、嬉しそうとか、楽しそうという以外、現在心中不明・・・・。
 まぁ、何ヵ月後、はたまた数年後に、この日手渡したタネが、どんな風に育ったか見る事ができるだろうと思っています。楽しみ、楽しみ。

 一年の計は元旦にあり!
 最後に今年の目標を少し。
 ここ5年ほどの私は、忙しいことこそ自分を育ててくれるものだと思って活動してきました。もちろん、それは間違いではなかったし、有益なことだったと思います。
 私は、その中で、多くの本、舞台、映画、場所と人に出会いました。何よりも、地元で、志を共有できる仲間を得て、読書運動の、小さな小さな一歩を踏み出せたことは、今後の自分の人生を考えても、特筆に価する出来事だったと思います。
 恵まれた環境と人間関係の中で、シャワーのように一流のものを浴びた5年間。
 ここで、少し、立ち止まってみようと思います。
 方向が変わるわけではありません。もどかしくても、一つ一つ丁寧に付き合ってみるということです。
 申し込んだまま、何も進んでいない通信教育をやり遂げたり、異文化交流を楽しむだけになってしまっている英会話スクールで「話せる」よう勉強したり、見るだけだった歌舞伎の演目についてちゃんと予習復習したり、買ったままで安心している本やDVD撲滅運動をしたり、旅行を最大限に楽しめるよう、準備を怠らないとか写真の整理をちゃんとするとか、愛犬と自分の健康管理をちゃんとするとか。そんな、小さな一つ一つのことにちゃんと向かい合い、自分の内面へちゃんと落とし込んでいこうと思います。
 その中で、書くべきことを、きっちり形にしていきたいと思います。
 今年の目標は、「あの人は、環境と人に恵まれている」以外の言葉で、他人に羨ましがられる成果をあげることです(笑)

 本年も、どうかよろしくお願いいたします。
| 17:28 | その他 | comments(2) | trackbacks(0) |
2011年マイ☆ベスト
  せっかくの大晦日なので、一年を振り返ってみることにした。
(振り返るより部屋の掃除をしたほうがいいかもしれないが・・・・(T_T)・・・)
 
 手元のExcel表のよれば、今年読んだ本は、545冊。
 自分なりに、読後すぐに、「☆」をつけている。
 読後すぐの気持ちであり、後で、じんわり、「そう言えば、あの本、良かったな。」などと、思うケースもあるので、あくまでも目安なのだが・・・。
 ☆なし〜三つ☆まであるのだけれど、二つ☆以上のもの24冊(意外に厳しい私)の題を振り返ってみる。なるほどなぁ、こういう本に出会えた一年だったのだとしみじみする。
 
 では、振り返りが終わったので

 独断と偏見!2011年マイ☆ベストの発表〜♪
(単に、私が読んだ本が、分母ですので、2011年発刊とは限りません。)
 
 ◎児童文学部門◎
 『マジックアウト アニアの方法』 佐藤まどか フレーベル館 2011
 『小さな可能性』 マルヨライン・ホフ 小学館 2010

 ◎絵本部門◎
 『やまんばあかちゃん』 富安陽子&大島妙子 理論社 2011
 『わたしがおひさまだったら』 片山健 福音館書店 2004

 ◎大人の本部門◎
 『大江戸釣客伝』 夢枕獏 講談社 2011
 『マスカレード・ホテル』 東野圭吾 集英社 2011

 ◎その他◎
 『現代児童文学を問い続けて』 古田足日 くろしお出版 2011

 ◎漫画部門◎
 『どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心』 益田ミリ 幻冬舎 2010

 ついでに、映画や舞台についてですが、今年は、思うように時間がとれず、あまり数がこなせていません・・・。分母は、少ないですが、良いものには出会えたと思っています。

 ◎映画◎
 『一命』 三池崇史監督 松竹 2011
 『アジョシ』 イ・ジョンボム監督 韓国 2010

 ◎舞台◎
 『第27回 四国こんぴら歌舞伎』 夜の部「鈴ヶ森」「藤娘」「鯉つかみ」

 私は、基本的に運が良いので、良い人や、良い作品に出会えます。でも、来年は、そのことに甘えずに、もっと丁寧に一つ一つのことをやっていこう。そんなことを考えています。

 読んでくださった皆さん。
 お世話になりました&来年もよろしくお願いいたします。

 来年も、たくさんの素晴らしい作品に会えますように。そして、素敵な一年になりますように!
 では、また明日!
| 10:43 | その他 | comments(0) | trackbacks(0) |
舟橋聖一文学賞・舟橋聖一顕彰文学賞
 今日は、滋賀県彦根市の名誉市民・舟橋聖一さんの名前を冠とした「舟橋聖一文学賞・舟橋聖一顕彰文学賞」の表彰式のため、レビューはお休みです。
帰ってきたら、模様を報告します。

 故舟橋聖一先生の名作「花の生涯」は、NHKの大河ドラマ第1作として昭和38年に放映され、大老・井伊直弼はじめ彦根城ならびに彦根市の名が全国的に知られることとなり、本市の発展に大きな力となった。
 ■ 「舟橋聖一顕彰文学奨励賞」(近隣の府・県の小・中・高生を対象に読書創作活動の振興のための賞、昭和61年度から開始)
 ■「舟橋聖一顕彰青年文学賞」(全国の30歳までの青年を対象に文学の登竜門、平成元年から開始)
 ■「舟橋聖一文学賞」(公募式でなく、基準日を設け、その基準日より前の一年間に新しく単行本として刊行された優れた小説を対象とし、賞を授与、平成19年より)
 の三賞がある。


 追記(12/4)
 残念ながら、舟橋聖一文学賞を受賞された夢枕獏さんは、授賞式より先に決まっていたシンポジウムがあって欠席された。しかし、11/30彦根市を表敬訪問された際のビデオレターが上映された。
 作家が作品を描くというのは、暗闇に石を投げ込むような作業。
 そんな中で、受賞は、強く背中を押された。励みになる。
と、言っておられた。夢枕獏さんのような、花も実もある作家でもそんなことを思ってらしゃるんだと、なんだか勇気をもらったように思う。
 奨励賞を受賞した、小中高校生も会場にはいたのだけれど、こうやって、夢枕獏さんクラスの大作家が喜んでいる同じ席にいられる凄さって感じたんじゃないかなぁ。それゆえに、夢枕さんの誠意あるレター出演は感動的だった。大きな作家ほど丁寧に接してくれるものだと思う。人間が大きいのだな・・・。
 衝撃的だったのは、夢枕獏さんが、まだ60歳だってこと! 私が、もの心ついたときから、大作家だったぞ! それなのに60歳ってどういうこと!? まさに妖術? 

 選考委員の一人、藤沢周さんに、
 あんまり児童書って読んだことなかったんだけれど、最近、『真夜中のパーティー』(フィリパ・ピアス)を読んだ。まさに、小説って感じで、良かったなぁ。大好きになった。
 と、話しかけてもらった。再読しなくちゃ!(・・・幸せ♪)
| 10:57 | その他 | comments(0) | trackbacks(0) |