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薔薇とばらの日々
 陸奥A子の自選集機,函△△襦
いずれも、1980年代後半に、りぼんオリジナルに掲載された短編だ。

「恋」と「友情」が少女たちのすべてあった時間の、迷いやときめきが描かれている。
 打算でも、自己主張でも、将来への渇望でもない、純粋な「恋」
 見かけるだけで幸せになれたり、不安になってしまったり。
 相手の気持ちを推し量ることに疲れて睡眠に逃げてしまったり。
自分を好きだという男の子が、いったい自分のどこか好きなのか自分を点検してみたり。
年上の人への憧れは、いつもうまくいかなくて、それでも、その人に出会えてよかったと思える力強さは、まぎれもなく少女だからだと私は思う。

相手を思う気持ちと、強い言葉ではけして語られない少女たちの友情は、眩しいほど確かだ。

好きなものを、何にもすり替えず、言い訳せず、そのままに好きだと自分の胸に持つことは勇気がいる。
少女たちの勇気に元気をもらえるオムニバス。




                                                           
                                      書籍データ 集英社文庫 陸奥A子 199607
| 13:32 | 漫画 | comments(0) | trackbacks(0) |
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