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世界は文学でできている 対話で学ぶ<世界文学>連続講義 その
 ホストは、東大教授で、ロシア文学者の沼野充義さん。
 第二章のゲストは、平野啓一郎さん
 副題は「国境も時代も飛び越えて ネットは文学を変えるか」である。

 この対談は、関西で行われたせいもあり、2010年1月、ライブで聴くことができた。その時、私は、平野啓一郎の発言に、ひどく刺激を受けて帰ってきたわけだが、その言葉も収録されているので、紹介しておこうと思う。

 売れるということと、どうしても書かなきゃという内圧から生まれた物語との関係についての論議の中で出てきた言葉だ。

  「そこはいつも両義的ですが、自分として切実でありながら、それをより多くの人に訴えるにはどうしたらいいのかを考える。僕は文学は、やはりマイノリティの声だと思っています。強烈に人と違っているという感覚。そして本当のマイノリティというのは、自分にとっての切実な問題を必死でマジョリティに伝えようとするものだと思うんです。そうしなければ、社会からは黙殺されしまう。僕はその危機を痛切に持っています。」


                     世界は文学でできている 対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義
              書籍データ 光文社 沼野充義・編著 201201
| 22:09 | 一般書 | comments(0) | trackbacks(0) |
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